Friday 12 November 2010

Can't Cut This- ロンドン学費闘争




UAL(University of the Arts London)の"Can't cut this"プロモーションビデオ。
先日、大学の学費の大幅な引き上げと学生ファンドの引き下げが報じられてから,大学生の反対運動が活発化している

おととい11月10日、ロンドンのWestminster周辺を中心に約5万人による大規模な学生のデモが行われました。
与党・保守党の歳出削減政策の一環で,2012年度以降,大学の学費が現在平均3290ポンドから,平均6000ポンド,最大9000ポンドまで(特例としてと言われている)引き上げられるようになり、また政府の大学への予算が40%削減されるといった方針に抗議するものです。
わたし自身は仕事でその場には居合わせませんでしたが,BBCの報道映像から,プラカードが燃やされ,党本部の窓が割られるなど,一部ではデモがかなり過激なものになった事が伺えました。

わたしの卒業した大学の学生連合も,上にのせたビデオを作成したり,デモの参加を呼びかけたりと活発に活動しています。トラファルガー広場でデモをした彼らは平和的だったと学校のサイトでは記録されていました。
UALのフリッカーサイトに写真があります。

学費が3倍になるかもしれない,非常に大変な事です。
留学生の立場で考えてみるならば,これはもはや不可能な額。
なぜなら,留学生の学費は,もともとが現地生の3倍だから。
30000ポンドも一年に課される事になるのでしょうか?
今のところ,留学生の学費の詳しい額が報じられているのを見ていませんが,発見し次第ここにも書こうと思います。

今回はさわりのみですが,このイングランドの学費闘争にはしばらく注目していきたいと思います。
(数字はBBCオンラインの教育サイトから。http://www.bbc.co.uk/news/education/

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